3Dプリンターで使用できる素材ですが、ディアゴスの3DプリンターではPLA樹脂/ABS樹脂両方対応!
ということです。樹脂の特徴です。
ABS樹脂の特性
ABS樹脂の長所
ABS樹脂での成型物は、PLAに比べて粘りがあり、形状にもよりますがかなり構造部品としての強度が保てます。それと、積層した縞を表面処理したい場合にサンドペパーやヤスリなどで安易の表面処理出来ます。また、プラスチック用塗料やアクリル系塗料での塗装も普通に行う事が出来ます。
ABS樹脂の短所
ABS樹脂での成型短所は成型厚みが薄い物や、成型の大きさが大きい物(10cmを超えるもの)を成型すると、樹脂自体の熱収縮性があるため、成型中に成型テーブルから反ることによって任意の形状ではなくなり、ひどい場合は成型作業が維持されなくなります。 ある程度はヒーターベッド(ヒーター入り成型テーブル)を使用する事によって、緩和されますが、完全とは言えないです。
PLA樹脂の特性
PLA樹脂の長所
PLA樹脂はABS樹脂と間逆のような特性を持った樹脂です。成型温度はABS樹脂よりも低くいのですが、成型された物は粘りが少なく強固です。ABS樹脂の弱点でもある熱変成が少なく、大きい造形物を作る事が出来ます。また、ABS樹脂とは成分が違い、植物由来の成分で出来ていますので、成型中の加工のにおいも香ばしい匂いがします。
PLA樹脂の短所
PLA樹脂は、成型温度が低い事から、成型し終わった造形物自体が高温に弱いという弱点があります。真夏の車中ですと、自然に変形してしまうほどです。それと、ABS樹脂の出切削、表面処理のためのサンドペーパーやヤスリが硬くて掛け難く、塗装もABS樹脂に比べると塗りにくいと言う弱点があります。
印刷後に加工をするんであれば、ABS樹脂の方がいいのかと思います。